『おばあさんの仲間入り』
4年前の2019年6月14日は晴れのち曇りで26℃の金曜日、母が施設に3回目の入所をして71日目、午後4時10分ころ面会に行きました。
前日、母の新しい介護保険証が送られてきたので施設に提出しましたが、これまでと同じく要介護4ということでした。
母は食堂のいつもの場所で目をつぶっていましたが、話を聞くと「おやつを食べて、トイレに行って、休んでいた」とのことでした。
そしていつものように部屋に移動すると、母はこの日も午前中にリハビリに行ったことを教えてくれました。
「朝寒かった」とも言っていて、蒸し暑いのでエアコンが効いていて、ここ数日と違って母は寒く感じているようでした。
また、母が突然「昨日の朝だよ」と言い出したので何の話かと思うと、どうも風邪気味だったので風邪薬を飲んだということでした。
そして「今朝体温を測った」そうで、施設としても母が風邪気味だと認識していた様子がわかりました。
ただ、少し前から母は痰が絡んだり声がかすれていましたが、前日くらいから治まっていた感じではありました。
母自身はこの日も体調は良さそうで、口数も多く声もこれまでよりは大分よく出ていました。
この日の母にとっては喉の調子よりも「脚を触るとヒリヒリする」と、自分の肌の状態が気になっていたようでした。
そして、自ら腕を目の前に出してシワの様子を見ながら「おばあさんはこうだった」と、自分の親と比べて苦笑いしていました。
私が「おばあさんの仲間入りしましたか?」と尋ねると、母は「しましたね」と言いながら、今度は大笑いをしていました。
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