「サッサといい加減に書いた」
4年前の2019年6月19日は晴れて28℃の水曜日、母が施設に3回目の入所をして76日目、午後4時10分ころ面会に行きました。
母は食堂のいつもの場所にいましたが、半分居眠りをしているような様子に見えました。
そのためか少し元気がないような感じがしていましたが、この日も話を続けるうちに徐々にいつもの調子が戻ってきました。
聞いてみると、昼寝から起きると習字をやっていて、母も書いたところ「上手く書けなかった」と、少し気落ちしていたようでした。
また、この日も朝一でリハビリに行ったことを教えてくれました。
気になったのが、声が少し掠れていたのと右目が少し腫れていたことで、これは寝起きから間もなかったからだったのでしょう。
その後部屋で着替えをすると、背中が汗ばんでいましたが傷などはなく、きれいな背中をしていました。
脚のむくみなどもほとんどなく、体調は全体的に問題はないようでした。
このところ暑い日が続いていたので、前日リクエストされたゼリーを持っていくと、母は美味しそうに3口ほど飲んでいました。
また、改めて習字について尋ねてみると「2~3枚書いたけど、何を書いたのか覚えていない」と言っていました。
それに続けて「お手本はいっぱいあったけど、サッサといい加減に書いた」と、あまり満足していない表情で話していました。
最後に、このころ楽しみにしていた夕焼けについて聞くと「見た、きれいだった」と前日を振り返って、やっと母の笑顔が見られました。
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