「ずいぶん脚が細いですね」
4年前の2019年6月17日は晴れて29℃の月曜日、母が施設に3回目の入所をして74日目、午後4時10分ころ面会に行きました。
母は食堂の洗面所のところで手を洗っていて「お風呂に行って戻って来たところ」と言っていました。
いつものように話をするために部屋に移動すると、いい天気で風も爽やかでしたが、日差しが暑いため残念ながらカーテンを閉めました。
この日は午前中にリハビリに行って、午後は昼寝の後におやつを食べてから入浴をしたということでした。
朝、鼻水が出たのでマスクをもらったと言い、それでも熱が無かったので入浴したとも話していました。
確かにこの時も母の声は少し掠れている感じはありましたが、心配するほどの風邪という状態ではなさそうでした。
そして、お風呂場での担当の人たちとのいろいろな出来事を話してくれました。
例えば「ずいぶん脚が細いですね」と言われたと、母は嬉しそうな笑顔で振り返っていました。
実際、前回の退院からかなりの日数が経過していましたが、母の脚はほとんどむくみがない状態が続いていました。
これまでも何回か記しましたが、施設に入る前は母はウチで浴槽に入ることを止めていたので、入浴の話を楽しむ母が夢のようでした。
最後に、前日の食事について尋ねると、母は「『鰯の竜田揚げ』が脂がのって美味しかった」と、思い出しながら笑顔で言いました。
そして私が「スイカを食べたのは内緒だよ」と言うと、母は大きな声で笑っていました。
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