笑顔で「口から出そうだ」
4年前の2019年6月30日は曇り時々雨で24℃の日曜日、母が施設に3回目の入所をして87日目、午前11時10分ころ面会に行きました。
このころの日曜日は毎週母と一緒にお昼を食べることになっていて、この日も『穴子重』や『トロサーモン丼』などを買って行きました。
母は食堂のいつもの場所にいて、車椅子に座ったままその場で居眠りをしていました。
母を連れて9階の面会室に行き、生憎の天気で見晴らしは今イチでしたが、窓際に座って食べることにしました。
食べる前にまず、このころ心配をしていた血圧を測ると152/62と、珍しく低めの値が出ました。
また、母の話では「朝からドッサリ便通があった」ということで、体調は問題ないようでした。
まず穴子を食べて次にトロサーモンを食べると、母は早くも「お腹がいっぱいだ」と言っていました。
ウチにいた頃の母は食卓に出しただけ食べてくれたので、このところの食の細さは少し残念な気がしていました。
それでも、私が家から持ってきたトマトやほうれん草、キウイフルーツなどを「おいしい」と言いながら食べてくれました。
その後も玉子焼きや煮物などを食べてから、締めには穴子とトロサーモンを一切れずつ食べました。
結局、私が思っていた以上に母は多くの量をおいしそうに食べてくれたので、その点では嬉しく思うとともに変わらぬ食欲に安心しました。
ただ、食後に母は「口から出そうだ」と言いながら笑っていて、今度は食べ過ぎが少し心配でした。
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