「朝から穴子と言われた」
4年前の2019年6月16日は晴れて30℃の日曜日、母が施設に3回目の入所をして73日目、午前11時25分ころ面会に行きました。
日曜日なので恒例のようになっていた母との昼食を楽しむために、この日もその時間に合わせて買い物をして施設に向かいました。
母のフロアに着くと、母はちょうど流しの所にいて「トイレに行って手を洗っていた」とのことで、そのまま面会室に移動しました。
この日は見事な晴天なので窓際で食べることにすると、母は「眩しいくらいだね」「ここで食べるの?いいね」と、喜んでくれました。
私が「今日は30℃になるらしい」と言うと、母は「夏だね」と呟いて、午前中は暑さにバテていたのかほとんど寝ていたということでした。
タオル折りをしているうちに眠くなって、「日曜でお昼を一緒に食べるのを、すっかり忘れていた」とも話していました。
それでも職員さんに「朝から穴子、穴子と言われた」ということを笑顔で教えてくれました。
また、お昼が近づくと職員さんが「もうじきだね」と言うので「何が?」と聞くと「穴子」と言われたと笑っていました。
いよいよ食事が始まると、次から次に「おいしい」と言いながら、出てきたものを一通り食べてくれました。
穴子をはじめとして、いろいろな煮物やデザートのキウイやスイカも食べて、「あぁ、おいしゅうございました」と一礼していました。
私が思っていた以上にたくさん食べてくれて、さすがに母も満腹になったようで「いっぱい食べた」と振り返っていました。
結局一時間ほどかけた食事の後、母はますます元気が出てきた様子でしたが、最後には「眠くなった」と満足そうに微笑んでいました。
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