「剥がすのが痛い」
4年前の2019年5月15日は晴れて23℃の水曜日、母が施設に3回目の入所をして41日目、午後4時5分ころ面会に行きました。
母は食堂のいつもの場所にいて、ちょうどリハビリから戻ったところだと言っていました。
おやつを食べた後に呼ばれたということで、そのためか覚醒のレベルも高く表情も生き生きとしていました。
いつものように部屋に行って着替えることにすると、母は「天気が良いから気分もいい」と笑顔で言いました。
この日のリハビリは人数が少なかったからか、先生とほとんどマンツーマンで行ったようでした。
内容は、もも上げを20回など「頑張った」と、母は自画自賛していました。
ところで、着替えをしながら母の腕をみると、両腕にテープというのかシールというのか透明のものが貼ってありました。
いつのころからか母は肌が弱くなり、腕を軽く握っただけでも内出血するようになりました。
そのため、皮膚が剥けたり傷が付いたりしても出血しないように、内出血をすると透明なものを貼るようになりました。
そのおかげでほとんど出血することはありませんでしたが、母は「剥がすのが痛い」と何回か話していました。
また、この日も脚はほとんどむくみがなく、母は「リハビリ中に靴が脱げそうになった」と、いつもの靴が小さく感じられたようでした。
そして、この日の母の話し声は大きくはありませんでしたが、積極的に話をしてくれて体調の良さをアピールしているようにも感じました。
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