「ハムとか玉子かな」
4年前の2019年5月20日は曇りで27℃の月曜日、母が施設に3回目の入所をして46日目、午後4時5分ころ面会に行きました。
母は食堂のいつもの場所にいて、ちょうど大相撲中継が始まったところでラジオを聴いていました。
この日も暑い日で、エアコンが盛んに冷風を送ってきていたので、母はテーブルから少し離れて座っていました。
いつものように部屋で着替えながら話をすると、午前中にリハビリがあって午後は入浴をしたということでした。
午後の入浴が昼寝の時間と重なってしまったため「今日は寝ていない」と、母は言っていました。
そのためかこの日の母は少し疲れているように見え、話をする口も回りにくいような感じがありました。
ただ、お昼を食べた後の入浴前に便通もあったそうで、体調は悪くないと話していました。
また、リハビリは「いつもの先生とマンツーマンでみっちりやりました」と、嬉しそうな表情をしていました。
そして「何かおいしいものを食べた?」と食事の話を振ってみると、母は少しのあいだ首を捻って考えていました。
しばらくして「それよりもサンドウィッチが食べたい」と言い、前日のキウイフルーツとは違うものが出てきました。
「どういうものがいいの?」と私が問うと、母は「ハムとか玉子かな」と答えました。
このようなやり取りの中で、私は『日曜の昼食は恒例にした方がいいかな』と思ったものでした。
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