『小さな桜』
4年前の2019年4月6日は晴れて21℃の土曜日、母が施設に3回目の入所をして2日目、午後3時45分ころ面会に行きました。
母は食堂の中の新しい定位置を与えられたようで、そこの場所で居眠りをしていました。
おやつを食べ終わり、そのまま眠ってしまったとのことで、話し始めた時はよくわからないことを口にしていました。
それでも全体的に元気で、目や耳の調子も良さそうで、たくさん喋ってくれました。
この日は午前中にリハビリルームに行ったそうで、ただリハビリそのものはやらなかったということでした。
それでも窓を開けてもらって外の桜を見たそうで、母は「小さな桜だった」と言いながらも嬉しそうな表情をしていました。
ただ、『小さな桜』と言う意味がよくわかりませんでしたが、3階から見下ろしたことと、ほとんど葉桜だったからだろうと理解しました。
それでも、母が楽しみにしていた桜を見ることができたので『本当に良かったな』と、私は思いました。
母の話では、リハビリルームの窓を開けると冷たい風が入ってきたのですぐ閉めたそうでしたが、「桜を見た」と喜んでいました。
また、体調は良いようで「食事は美味しくてほとんど食べている」とも話していました。
ただ、靴下を交換するときに脚を見ると、すでに足の甲からアキレス腱の辺りがむくんでいるようで気になりました。
そこから上は枯れ枝のような細い脚でしたが、座る生活だとすぐにむくみ始めることをあらためて実感しました。
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