黒いテニスウェア
4年前の2019年4月7日は晴れて21℃の日曜日、母が施設に3回目の入所をして3日目、午後3時50分ころ面会に行きました。
母は食堂の中の新しい定位置に座っていて、他の入所者の人と話をしていたようでした。
声を掛けると「おやつを食べ終わったところ」と言い、午前中にはタオル折りをしたとも言っていました。
久しぶりのタオル折りでしたが、職員さんも気を遣ったようで「少ししたところで止められた」ということでした。
それを聞いて、徐々に前の生活に戻って行っているようで嬉しい限りでしたが、慌てないでゆっくり進んで欲しいとも思いました。
それから食事の方は完食しているとのことで、お粥ではなく硬いご飯が美味しいと言っていました。
その後、この日まで仮に入っている個室に移動して着替えながら話をすることにしました。
肌着として、ウチにいたころから愛用していた黒いテニスウェアを着せてあげると、母は「久しぶりだ」と嬉しそうに笑顔で言いました。
また、私がスマホで撮影した桜の写真を数枚見せると、母は「懐かしい」と声を上げました。
それは母が80歳くらいまで通っていた書道教室に向かう道が桜並木で、その場所の写真があったからでした。
この時母は91歳になっていましたが、記憶の方は相変わらずしっかりとしていました。
そしてこの日も体調は良さそうで、後は体力が回復して施設の生活に慣れれば問題なし、という感じでした。
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