刺繍をしてくれた看護師さん
4年前の2019年4月5日は晴れて23℃の金曜日、母が3月7日に入院して30日目で退院当日となりました。
午前中の退院が決まっていて、母の移動については病院の隣にある『老健』の方で面倒を見てくれるとのことでした。
そのためこの日は、退院の手続きと施設の入所の手続きをするために、午後2時頃私は施設に向かいました。
まず母に会いに行くと、とりあえず最初の3日だけ使うことになった個室のベッドで眠っていました。
母が昼寝をしている間に職員さんや看護師さんといろいろと話をすることができました。
病院でのカロリー制限がより厳しくなっていることや、血液検査でいくつかの数値が悪化していることなどが分かりました。
その後は病院で退院の精算をしたり、施設で入所の手続きをしました。
30日も入院していたことで、施設でのリハビリが最初に入所した頃のように増えるという説明があり、これは母も喜ぶだろうと思いました。
一連の手続き終了後、再び母のフロアに行くと、ちょうどおやつが終わったところで「久しぶりにどら焼きを食べた」と、母は言いました。
退院時の様子を尋ねると、母は「桜を見るタイミングは無かった」と、残念そうな表情をしていました。
また、病院の看護師さんとも話をしたそうで「ちゃんちゃんこの刺繍をしてくれた看護師さんがわかった」と嬉しそうに言いました。
入院中に母のちゃんちゃんこに、母の名前とウサギを刺繍してくれた看護師さんに対してお礼を言ったと、笑顔で話してくれました。
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