『花見会』と海苔巻き
4年前の2019年4月17日は曇りで21℃の水曜日、母が施設に3回目の入所をして13日目、午後4時ころに面会に行きました。
この日の母は食堂のいつもの場所で居眠りをしていました。
挨拶をして話を聞いてみると、午後に『花見会』という催し物があったそうで、昼寝をしていないと言っていました。
『花見会』といっても演芸会のようなモノだったそうで、皆で歌を歌ったりしたということでした。
昼食後に9階の面会室に集まって行われたとのことで、昼寝の時間が無くなってしまったこともあって、母は少しお疲れの様子でした。
それでも眠たそうな表情をしながらも、母は「楽しかった」と笑顔で振り返っていました。
母が施設に入所する前にウチで過ごしていた頃、私は母がこのような施設に馴染めるとは思っていませんでした。
そして施設に入所後も、様々な催し物をどこまで楽しんでくれるか、半信半疑でいました。
それが母は積極的に催し物に参加して、その上いつも「楽しかった」と言っていて、予想外でしたが私にとっても嬉しいことでした。
『花見会』で楽しんだ母はこの日も元気でしたので、私は前日主治医に許可を得た食事について希望を聞いてみました。
すると「海苔巻きが食べたい」と言っていて、和食それも酢飯を使ったご飯のような物が頭に浮かんだようでした。
「前日はよく眠れた」と言う母は体調も良さそうで、なるべく早く食べたいものを持ってきてあげたいと、改めて感じました。
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