「やっぱりこの字だ」
4年前の2019年4月2日は晴れのち曇りで13℃の火曜日、母が3月7日に入院して27日目、この日は午後3時45分ころ面会に行きました。
母は3月25日から感染症で隔離されたようになっていて、この日もカーテンで様子が見えなくなっていました。
そのためカーテンの向こう側にまわると、母はベッドに横になってラジオを聴いていました。
挨拶をすると、母は高校野球を聴いているところだと言いながら、「そろそろ来ると思った」と笑っていました。
高校野球の結果もよくわかっていて、元気になって退屈気味なこともあるのかラジオを熱心に聴いているようでした。
前日の会話でも新しい元号が『令和』ということも知っていて、ニュースもよく聴いているのだなと思っていました。
この日は私が持って行った新聞を見て、母は「やっぱりこの字だ」と『令和』の文字を確認していました。
他にも会話の中で「交通事故が多いねぇ」と言っていて、話題も豊富で元気な声でたくさん話してくれました。
また、前日も見せた桜の写真を再び見せると、この日はよく見えたようで「満開だ」と感動していました。
そして『できれば外に出て見てみたい』と口には出しませんでしたが、そのように思っているのではないかと感じました。
それから前日の夕方に主治医が様子を見に来てくれたことも教えてくれました。
感染症から一週間ほど隔離されていた母でしたが、すっかり元気になってこの日の覚醒のレベルはとても良好でした。
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