「寝起きだよ」
4年前の2019年3月1日は雨から曇りのち晴れという天気で13℃の金曜日、母が施設に再入所して96日目でした。
この日は午後4時5分ころ面会に行くと、母は食堂のいつもの場所で目を瞑っていました。
挨拶代わりに肩を叩くと、母は目を開けて「トイレに行って戻ってきたところ」と言いました。
おやつを食べてからトイレに行ったら「たくさん出た」と、嬉しそうな表情をしていました。
そして、おやつに出た「玉子のような冷たいものが美味しかった」と、笑顔で教えてくれました。
部屋に行って話を続けると、母は「寝起きだよ」と言っていましたが、覚醒のレベルは良く言葉もはっきりしているように感じました。
ただ「右足の踵があまり調子が良くない」と言っていて、確かに右足はくるぶしのあたりまでむくんできていました。
その上、トイレで右足の脛を車椅子にぶつけてしまったようで、ひどく内出血をしていました。
この日の話としては、リハビリは無く、体操をやったとのことでした。
また、午前中にはいつものようにタオル折りをしたそうですが「たくさんやった」と強調していました。
そして、食事では「美味しいお肉があった」とも言っていて、このころとしては意識もはっきりしていて元気な日だったように思います。
最後はエレベーター前で母が笑顔で手を振ってくれて、体調に不安を感じながらもホッと安心した気持ちで帰途につくことができました。
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