元気になった証拠
4年前の2019年3月28日は曇りで16℃の木曜日、母が3月7日に入院して22日目、この日は午後3時45分ころ面会に行きました。
病室に入ると母は窓側を向いて横になっていて、よく眠っているように見えたので帽子を交換して帰ろうかと思いました。
すると「冷たい手だね」と、頭に私の手が触れた時に母は目を開けました。
母はよく自分に触れる人の手の冷たさで外の寒さがわかると言っていましたが、この時もこの日の外気の冷たさを感じたようでした。
結局、母が起きたことでいつものように話をすることになりました。
私が「顔色もいいし、元気そうだね」と言うと、母は「みんなそう言うね」と笑顔で答えてくれました。
この日はお腹の調子も悪くなく、全体的な体調も良いということでした。
先生が毎日一回来てくれるそうで「どうですか」「大丈夫ですよ」というようなやりとりをしていると笑っていました。
ただ、この日は検査も無く、時々看護師さんが来て話をするくらいだと言っていました。
そのような話をしていると看護師さんが「どうしました?」と現れましたが、それは母が布団の中で呼び出しボタンを押していたからでした。
つい話に夢中になっていたために誤って押したようで、それだけ元気になった証拠のような気がしました。
「もう下痢も無く、食欲も普通にある」と本人も話していて、顔色も良く元気な母でした。
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