脛が「細くなった」
4年前の2019年2月3日は晴れて14℃の日曜日、母が施設に再入所して70日目、この日は午後4時5分ころ面会に行きました。
母は食堂のいつもの場所にいて、ラジオを聴いているようでした。
この日も部屋に行って話をすることにしましたが、まず第一声で「今朝は久しぶりにパンが出た」と教えてくれました。
今回のパンはあんパンのような形をしていて、ジャムなどをつけて食べたそうですが「おいしかった」と嬉しそうに言っていました。
また前夜は7時ころにはベッドに来て、すぐに眠ってしまって、朝の4時頃まで何も覚えていないほど熟睡したようだとのことでした。
前日は昼寝もしないで『鬼退治で大活躍』をしたために疲れが出たのか、母はよく眠ったようでした。
それに前夜は「身体が痒くなかったこともあると思う」と、母は付け加えていました。
いずれにしても快眠のおかげもあって、母の体調はこの日も良さそうでした。
この日の夜も暖かそうだという予報が出ていたので、新しい八分袖のピンクのパジャマを用意してあげました。
着替えながら母は自分の脛を見て「細くなった」と、しみじみと呟いていました。
母の好きなリハビリの回数がすっかり減り、足取りも少し重くなってきた自覚もあるので、脚の細さをより寂しく思っていたのでしょう。
ずっとむくみがちだった母の脚が、むくみが無いと『こんなに細いのか』と思うほど細かったのは確かで、寂しく感じるのもわかりました。
« 鬼退治で大活躍 | トップページ | 「そろそろ来るよ」と、お待ちかね »
コメント