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2023年2月 2日 (木)

鬼退治で大活躍

4年前の2019年2月2日は晴れて13℃の土曜日、母が施設に再入所して69日目、この日は午後4時5分ころ面会に行きました。

母は食堂のいつもの場所にいて、うたた寝をしていましたが「こんにちは」と声を掛けると、母は「おっ」と声を上げて目を開けました。

まず第一声で「豆まきをやった」と言い、「男の人たちが鬼をやった」と続けて教えてくれました。

お昼を食べた後にやったので昼寝をしていないそうで「だから今寝ていた」と、言い訳のようなことも話しました。

「青鬼と赤鬼がいて、豆をぶつけた」と、母は楽しそうに笑顔で豆まきのことを話し続けました。

ただ「豆じゃなくて紙か」と訂正もして、実際には丸めた紙を鬼に向かって投げたということでした。

中にはやらなかった人もいたようですが、母は「私はバンバンぶつけた」と大笑いしていました。

「紙を拾って渡してくれる人がいたのでドンドン投げた」と言うので「大活躍だね」と私が言うと、楽しそうに頷いていました。

前夜の話では、身体が痒かったのでベッドで人を呼んだそうですが、誰も来なかったので「そのうち寝ていた」ということでした。

また、看護師さんが背中を見てくれて「ずいぶんきれいになりましたね」と言ってくれたことも嬉しそうに教えてくれました。

その他の体調も良さそうで、昼寝をしないで『豆まき』を楽しんだこともあって、上機嫌で声にも元気がありました。

今振り返っても、こういう日の面会は本当に楽しかったことを思い出します。

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