一瞬、驚くべき数字
4年前の2019年2月22日は晴れて15℃の金曜日、母が施設に再入所して89日目、この日は午後4時5分ころ面会に行きました。
母が食堂のいつもの場所にいたので挨拶をすると、母は「手にクリームを塗っていた」と言いました。
よく見ると母の隣には誰も座っていない椅子が置いてあり、少し前までそこに看護師さんがいて母の手にクリームを塗っていたようでした。
部屋に行って話をすると「おやつを食べたときフラフラした」と、母は少し心配になるようなことを言いました。
よく聞いてみると、いつものように午後は昼寝をしていて、おやつの直前までぐっすり眠っていたとのことでした。
その後、おやつを食べてトイレに行き、その後にクリームを塗ってもらっていたという流れだったそうです。
そして「その最中にフラフラした」と母が言うので、血圧を測ってみました。
最初の結果が85/54という驚くべき数字でしたが、この時は腕を動かしていたように見えたので、改めて測ってみました。
その結果は170/67、170/59で、少し高いながらもいつもの母の数字でしたので安心できました。
それにしても、最初の数値は本当に誤っていたのか今でもわかりませんが、その後にそれらしい数字が出てホッとしたことを覚えています。
母もフラフラしたということで最初のうちは不安そうでしたが、話をしているうちに段々と元気が出てきたように見えました。
そして、私が帰る時にはエレベーター前まで見送りに来てくれて、笑顔で手を振っていました。
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