二重のショック
4年前の2019年2月24日は晴れて14℃の日曜日、母が施設に再入所して91日目、この日は午後4時5分ころ面会に行きました。
母は食堂のいつもの場所にいましたが、私が母に挨拶をする前に職員さんが私に話しかけてきました。
その職員さんの話によりますと、昼寝をする際に母がウンチを漏らしてしまい、そのために落ち込んでいるということでした。
改めて母に声を掛けると、職員さんと私が話していたことを気にしていたので、話を聞いた旨を説明しました。
母の中ではその事件は前夜のことか、この日の昼寝の時かよくわからなくなっている様子でした。
結局、一騒動の後に少し横になって眠ったようなので、この時もまだ覚醒のレベルが今ひとつだったようでした。
部屋に行って着替えながら話をしていると「ズボンも汚したらしい」と、母は言いました。
そこでロッカーの中を見てみると、確かに洗ったと思われるズボンが置いてありました。
この日も話をするうちに徐々に元気な声になってきましたが、やはり気がかりなことがあるせいか、いつもの調子ではありませんでした。
「日曜だから期待したけどパンは出なかった」とも言っていて、これも母にとっては残念なことでした。
これまで食事にパンが出るのは日曜日が多かったので、密かに期待していたようでした。
ただでさえ一日ぼんやり過ごすことが多い日曜日に、ショックな出来事が起きて、母の気落ちが長引かないか少し心配になりました。
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