「毎日、大変ですね」
4年前の2019年2月9日は雪で1℃の土曜日、母が施設に再入所して76日目、この日は面会には行きませんでした。
前日、母には「雪の降り方によっては来ないかもしれない」と伝えておいたので、行かないことにしました。
昨日も記したように、この頃の母の状態はほとんど心配する必要がなかったので、安心して家にいました。
それでもほぼ毎日面会に行っていたので、一日だけとはいえ母に会わないのは思っていた以上に寂しいものでした。
施設の職員さんには「毎日、大変ですね」と、何度か言われたものでした。
そう言われたときに私は「ウチで面倒をみているよりは楽ですよ」と、そのように答えたものでした。
今から思うと、確かに体力的には大変だったように思います。
それでも元気で陽気な母に会って話をするのは楽しく、身体の疲れは吹き飛んでいたような感じがします。
もっとも、私が母の面倒をみていたといっても、食事の支度と身体を拭いてあげることくらいでした。
ただ、そういう生活が2年半ほど続き、外出するのが通院だけという、ほとんど二人で引きこもりのような状態でした。
会話もほとんどなく、テレビを見て時間をつぶして食事の時間を待つような毎日でした。
そんなつまらない日々に比べれば、母が笑顔でその日の話をしてくれる施設での面会は、短い時間でしたが充実感がありました。
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