「ちゃんと足首があるよ」
4年前の2019年2月16日は曇りで13℃の土曜日、母が施設に再入所して83日目、この日は午後4時10分ころ面会に行きました。
母が食堂のいつもの場所にいたので、「こんにちは」と挨拶をすると、母は「あ、どうも」と元気そうな声で答えてくれました。
続けて「雪降ってないの?」と聞くので「今日は暑いよ」と私は答えました。
「何もやることがないから皆寝てる」と言う母の手に触れると、その手もこの日は熱くなっていました。
部屋に移動して話をすると、おしめで股ずれしたのか「薬をつけてもらった」と言っていました。
「痛くはないけど、絆創膏を貼ってくれたのかもしれない」とも言っていて、それほど心配する必要はなさそうでした。
便通などの体調も良さそうで「最近お腹が膨れていないね」と私が言うと、母は「出てるのよ」と笑っていました。
朝食の時の話では、母のところに最後に持ってきたので『パンかな?』と期待したら「水分の多いお粥でがっかりした」と苦笑いでした。
それでも、オムレツのような玉子焼きがおいしくて、いつも完食していると胸を張っていました。
また、前日に続いて新しい靴の話をして「皆が気に入ってくれている」と、嬉しそうに教えてくれました。
そんな話をしながら脚のむくみをチェックすると、むくみはなく「ちゃんと足首があるよ」と、母は自慢していました。
これまで何度もむくみに悩まされてきた母の脚ですが、このころは以前のようには、むくむことはなくなっていました。
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