「若い子が『これいいね』」
4年前の2019年1月28日は曇りで14℃の月曜日、母が施設に再入所して64日目、この日は午後4時ころ面会に行きました。
母はちゃんちゃんこを着て食堂のいつもの場所にいたので「寒いの?」と尋ねると「暑いけど背中が寒い」と言いました。
話をするために部屋に行くと、母は「食堂は暑い、廊下は寒い」とこの日の陽気に少し戸惑っているようでした。
この日はお昼前に入浴をしたそうで、その後すぐに昼食だったために慌しかったと、振り返っていました。
お風呂では「3人も4人も寄ってたかって洗ってもらった」と、そして「クリームも塗ってもらった」と、満足そうな表情でした。
また、入浴後にはドライヤーで頭を乾かし櫛を入れて帽子を被ったと、丁寧に説明してくれました。
母が帽子を被った姿を見て「若い子が『これいいね』と帽子のことを言ってくれた」と、嬉しそうに話してくれました。
そして、お風呂に入った後にご飯を食べさせてもらって「いい身分だよ」と、母は笑いながら言いました。
昼食後には昼寝をしてからおやつを食べたと言い、おやつは冷たいゼリーだったそうで「ペロッと食べちゃった」と、笑っていました。
便通は全然ないと言いながらも苦しくはないそうで、体調に問題は無さそうでした。
脚を見てもむくみは全然なく、母も「ないのよ」と嬉しそうに笑顔で言いました。
この日の母は本当に楽しそうな表情で、元気な声で一生懸命に話をしてくれたので、私も圧倒されました。
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