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2023年1月 9日 (月)

施設の冬は暑かった

4年前の2019年1月9日は北風が強く寒い晴天で7℃の水曜日、母が施設に再入所して45日目、午後4時10分ころ面会に行きました。

母は食堂のいつもの場所にいましたがカーディガンを脱いでいて、挨拶をすると「暑い」と言いました。

この日は9階の面会室に行くと富士山は見えていましたが、夕日の反射がきついため残念ながら母にはよく見えなかった様子でした。

また徐々に日が長くなってきたために日没の時間が遅くなり、これまで見てきた富士山のシルエットも楽しめなくなってしまいました。

そして、この日も午後に昼寝をしたということですが、日当たりが良くて暖房も暑かったために「よく眠れなかった」と言っていました。

それから「寝ながら背中を掻いたらヌルっとしたので血が出たんじゃないか?」とも言いました。

その後、着替えの時に背中を見てみると、小さな出血部分がいくつかあり全体的に擦ったような傷がありました。

翌日には入浴があるはずなので、この傷だと沁みるのではないかと少し心配になりました。

母は家にいる時も背中が痒くなると割り箸で掻いたりして、時々かなりの擦り傷を作っていました。

それを見て私が「誰かに見られたら息子が虐待しているように思われる」と言うと、母は苦笑いをしていたものでした。

ただ、この日の背中はそれほどひどい傷ではなかったので、母がヌルっと感じたものは、おそらく背中に掻いた汗だったのでしょう。

いずれにしても、この日も含めて施設での冬の生活は寒さの心配はほとんど無く、逆に暑さを感じることが多かったです。

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