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2023年1月20日 (金)

「満腹だ」

4年前の2019年1月20日は晴れて12℃の日曜日、母が施設に再入所して56日目、午前11時30分ころ面会に行きました。

この日は初めて母とお昼を食べるために、サンドイッチなどを持ってお昼前に施設に行きました。

母は食堂のいつもの場所で既に前掛けをした姿になっていたので話し掛けると、最初に母は「今朝パンが出た」と言いました。

その上「朝食がパンだとお腹が空くね」と続けていましたが、今更仕方が無いのですが昼食もパンになってしまいました。

施設では他のフロアで再びインフルエンザが出たというので、食堂の南側のスペースで母と私が並んで食べることになりました。

母は私が持参したサンドイッチ3種類と、カブと油揚げの煮物、すき焼きやツナサラダを少しずつ食べてくれました。

その上、施設の食事もなるべく残さないように一生懸命に食べていました。

おそらく、久しぶりにそれだけの量を食べたのでしょう、母は「満腹だ」と笑ってはいましたが少し苦しそうな表情で言いました。

私としては、せっかく昼食を持って行ったにもかかわらず、母がそれほど喜んでいなかったので少し残念な感じはありました。

もしかすると、施設では食事を残すと何か言われるのか、必死に食べている姿を見て複雑な思いもありました。

それでも、まだたくさん食べられる母を見て、体調に問題は無さそうだと安心はできました。

そして私が帰る際に「送ってあげる」と母は言い、エレベーターの前で手を振っていたので『少しは喜んでくれたかな』と思いました。

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