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2023年1月11日 (水)

「サラダくらいあればいいのに」

4年前の2019年1月11日は晴れて12℃の金曜日、母が施設に再入所して47日目、午後4時5分ころ面会に行きました。

母は食堂のいつもの場所にいましたが、挨拶をすると「今日もここは暑い」と言いました。

早速9階に移動して「今日はリハビリはあったの?」と尋ねると、母は「なかった」という答えでした。

ということは特に催しはなく、いつものように午前中はタオル折りをして、午後は昼寝という日だったのだと思いました。

その時、突然母が思い出したように「パンが出た」と話し始めました。

聞いてみると朝食にパンが出て、前回と同様で薄い食パンに何かが塗ってあったということでした。

「おいしかった」と満足そうに言いながらも「味はよく分からなかった」というので、パンが出たことがよほど嬉しかったのでしょう。

ただ、おかずがいつものご飯の時と変わらなかったようで、母は「サラダくらいあればいいのに」と少し残念そうでした。

また、この日も便通がまだということで「看護師さんに指で確認してもらったけど、まだ下まで降りていないらしい」と母は言いました。

『そこまでしてもらっているのか』と少し驚きましたが、おかげで母も心配していないので私も安心できました。

この日も夕日がきれいでしたが、日没が遅くなった上に少し雲が出ていたので、夕焼けは今一つでした。

ただ、珍しく一直線に伸びた飛行機雲が鮮やかに見えていたので、母はしきりに感心していました。

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