「ソバおいしくない、パン食べたい」
4年前の2019年1月15日は曇りで8℃の火曜日、母が施設に再入所して51日目、午後4時10分ころ面会に行きました。
いつもの場所でラジオを聴いている母の姿が見えましたが、その前に職員さんが「もう面会室に行けますよ」と教えてくれました。
ただ、この日は曇り空ということもあって、前日同様に部屋で着替えながら話をすることにしました。
部屋に入って西の窓から外を見ると少し夕日が見えてきて、母は「あら、いいじゃない」と、嬉しそうに声を上げました。
食堂の方は日が当たると早々とカーテンを閉めてしまって外が見えないそうで、母は「眠くなってしまう」と言っていました。
まず、この日の話を聞いてみると、朝起きぬけに便通があって嬉しかったということでした。
また、昼食の話では「今日はソバが出た」、「2~3㎝に切ってある」、「箸もあったけど掬えない」、「スプーンでちょうどいい」
いろいろと説明してくれましたが、元々母はソバがあまり好きではなく「出汁がもう少しどうにかならないかな」と、不満そうに言いました。
そこで私が「ソバおいしくない、パン食べたい、と耳元で囁くといいよ」と勧めると、母は「ハハハ」と大きな声で笑っていました。
この日も母は元気で明るく、体調も良さそうでたくさん話をしてくれましたが、不安もないわけではありませんでした。
一つには、このところリハビリの回数が少ないからか、ベッドと車椅子との移動時の動きが鈍くなってきたように感じました。
もう一つは母が次週の通院のことを気にしていたので『何か心配なことでもあるのかな?』と、こちらが少し不安になりました。
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