「下谷の人と話が弾んだ」
4年前の2019年1月23日は晴れて12℃の水曜日、母が施設に再入所して59日目、この日は午後4時10分ころ面会に行きました。
母は食堂のいつもの場所にいて、珍しく隣の人と話をしていました。
また、こちらも珍しく食堂のテレビが大相撲中継を映していましたが、母がそちらを見ることはありませんでした。
母に尋ねてみると、話をしていた人は浅草あたりで生まれたそうで、コッペパンなど昔の話をしていたと笑顔で教えてくれました。
その後はこの日も部屋に行って着替えながら話をすることにしました。
前日「明日もリハビリがあるらしい」と話していたように、午前中にリハビリに呼ばれて運動をして、午後は昼寝をしたということでした。
そして母は「リハビリの先生が結構大柄だと改めて感じた」と、少し驚いたような表情をしながら言いました。
先生は女性としては大柄な方で、私は初めから感じていましたが、母は座っていることが多いので分かりにくかったのかもしれません。
それでも、今までも大きいとは思っていたようでしたが、この日は改めて先生の大きさを感じる何かがあったのでしょう。
体調はこの日も良さそうで、隣の人と話をしていたこともあってか、声にも張りがあっていつも以上に元気な感じがしました。
「下谷の方の生まれの人と話が弾んだ」と言っていて、おはじき、塗り絵、セミの話で盛り上がったということでした。
母のフロアには認知症の人も多く、あまり話し相手がいませんでしたが、この日は昔話が出来て本当に満足そうな顔をしていました。
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