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2023年1月13日 (金)

「ゆっくり食べて」「何か変だな」

4年前の2019年1月13日は晴れて10℃の日曜日、母が施設に再入所して49日目、午後4時5分ころ面会に行きました。

母は食堂のいつもの場所にいましたが、挨拶をする前に職員さんが私に話しかけてきました。

木曜日に私が「日曜日のお昼にパンを持って来て一緒に食べる」と言ったので、昼食を待った方がいいのか少し迷ったということでした。

確かにそんな話はしましたが、その翌日の金曜日にパンが出たと聞いたので、私としては今回は止めたのですが少し迷惑をかけたようです。

その後に母に「来ましたよ」と挨拶をすると、母は「ハイ、ここは暑いです」と答え、この日も室内を暑く感じている様子でした。

また、私が職員さんと話をしていたのを見ていたようで「何かパンの話をしていたよ」と言いました。

母によると、昼食時に「ゆっくり食べて」と言われたので「何か変だな」と感じたということでした。

一通り説明をして「また今度持ってくるよ」と言うと、母は笑顔で頷いてくれました。

いずれにしても滅多にパンは出ないようでしたが「おいしいパンだった」と、母は次の機会を楽しみにしていました。

そこで私が「職員さんの耳元で『パン食べたい』と囁くといいよ」と母の耳元で囁くと、母は声を上げて大笑いしていました。

この日は昼寝がよく眠れたと言っていて体調も良さそうでしたが、汗を掻いて「体が痒い」というのが悩みのようでした。

最後に「また来ますからね」と私が挨拶をすると、母は「どうもご苦労様でした」と笑顔で元気に返してくれて、いつもの楽しい面会でした。

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