懐かしい『シッカロール』
4年前の2018年12月22日は曇りで10℃の土曜日、母が施設に再入所して27日目、午後4時5分ころ面会に行きました。
母は食堂のいつもの場所にいましたが、この日は曇っているからかテレビが良く見えたのでフィギュアスケートを楽しんだそうでした。
その後いつものように9階に移動すると、早くも初詣のための神社が出来ていて、鳥居や賽銭箱も揃えてありました。
変化のない施設の生活でもお正月気分が味わえるように、いろいろと考えてくれていて嬉しく思いました。
話を聞くと、この日の母は朝から便通があったそうで、口数は多く元気な声で体調の方は問題なさそうでした。
それでも前日の昼寝で熟睡したからか、夜はなかなか寝付かれなかったと言っていました。
そのため「夜中に見回りに来た職員さんを初めて見た」と笑顔で話してくれました。
ただ「その後はよく眠れた」ということで、この日の寝起きはスッキリしていたと喜んでいました。
その後、部屋での着替えの際に脚のむくみを見ると、前日までとあまり変わらず柔らかい状態でした。
そして右足に保湿クリームを塗っていると、少しザラザラする部分があり、母はその部分を「痒い」と言いながら掻き始めました。
それを見て私は「なるべく掻かないようにね」と母に言いましたが、その時に思い出したのが『シッカロール』のことでした。
家にいた頃の母は入浴後に『シッカロール』を塗ることが習慣になっていて、母が愛用していた『シッカロール』は今でもウチにあります。
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