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2022年12月 1日 (木)

もう一歩かな?

4年前の2018年12月1日は晴れて18℃の土曜日、母が施設に再入所して6日目、午後4時頃面会に行きました。

母は食堂のいつもの場所にいましたが、室内が暑いようでカーディガンを脱いでいました。

話を聞くと、この日は午前中にリハビリがあり、午後はいつものように昼寝をしたということでした。

リハビリの内容はいつもと同じだったそうですが、手すりを使っての歩行は1往復だけだったと話していました。

退院後、一週間でリハビリは2回目でしたので、今後もこれくらいのペースになるのかと私は思いました。

そして9階では展示会を開催中ですから、土曜日のこの日は人出が多いと思い、母の部屋で着替えをしながら話を続けることにしました。

脚のむくみを見るとそれほど変わりなく、ただ肌のかさつきが目立ったのでローションを塗ってあげました。

この日はまだ便通が無いと言っていましたが、食欲は普通で全体的な体調は問題なさそうでした。

また母は、ここ数日展示会をやっているのに誰も見に来てくれないと、残念そうな表情をしていました。

ところがこの日は「みんな忙しいから仕方ないね」と元気な声で言っていましたが、その表情は相変わらず寂しそうではありました。

それでも退院後少しずつ元気を取り戻してきたようで、明るい表情も見られるようになってきました。

そこで、姉に母の笑顔の写真を送ることにしましたが、入院前の屈託のない笑顔までもう一歩かな、という表情が撮れました。

2018年12月1日

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