『事件』があった
4年前の2018年12月2日は曇りで13℃の日曜日、母が施設に再入所して7日目、午後4時頃面会に行きました。
母は食堂のいつもの場所にいましたが、この日は外が寒いので室内のエアコンが効きすぎて暑いのか、カーディガンを脱いでいました。
話を聞くと、「今日はずっとこの格好でいる」とのことで、体調に問題は無さそうでした。
9階の面会室に行くためにエレベーターに乗ると、「今日は事件があった」と、母は言いました。
私は『何だろう?』と思いながら9階に着くと、母は早速話し始めました。
前夜、早めにベッドに行くと、横になった途端にウンチが出てしまったということでした。
なかなか止まらないので、そのままトイレに連れて行ってもらったところ、ものすごい量が出たと、笑顔で話してくれました。
「そのおかげでお腹もペチャンコになって、よく眠れたのではないかな」と自己分析していました。
また、そのためかこの日は食欲もあってたくさん食べられたと言い、入院前のような元気さが戻ってきたように感じました。
そして、この日は日曜日にも関わらず展示会を誰も見ていなかったので、母と一緒に改めてゆっくり見て回ることができました。
退院後一週間が経過して施設の生活にも慣れて来たからか、母は食欲も回復して元気が出てきました。
また、体調も良さそうで口数も多くなってきましたが、この日母が最初に言った『事件』が何かは最後まで分かりませんでした。
« もう一歩かな? | トップページ | 「夕焼けを見ていた」 »
「介護・医療」カテゴリの記事
- 「大丈夫」もしくは「ありがとう」(2023.12.06)
- 安定の2日間(2023.12.05)
- 『また退院できるかな』(2023.12.04)
- 瞬きだけ(2023.12.03)
- 広かった背中(2023.12.02)
「母の思い出」カテゴリの記事
- 「大丈夫」もしくは「ありがとう」(2023.12.06)
- 安定の2日間(2023.12.05)
- 『また退院できるかな』(2023.12.04)
- 瞬きだけ(2023.12.03)
- 広かった背中(2023.12.02)
コメント