「私はまだお粥だよ」
4年前の2018年12月10日は曇りで10℃の月曜日、母が施設に再入所して15日目、午後4時ころ面会に行きました。
母は食堂のいつもの場所にいましたが、例によってエアコンが効いていて暑いのかカーディガンを脱いでいました。
食堂の南側の部屋に前日までの展示会に出ていたリングの作品が来ていたので「今までそれを見ていた」と母は言っていました。
また、朝からたくさん便通があったことや午前中に入浴をしたことを元気な声で話してくれました。
その続きは面会室で聞こうと9階へ行くと、展示会場は片付け中でしたが、まだ残っている展示会の作品もありました。
それらを眺めながら母と習字や塗り絵、折鶴のことなどを話しました。
母は「今日ベッドサイドに鶴があった」と言い、展示会でもたくさんの折鶴が見られて「良かった」と笑顔で振り返っていました。
その後は食事の話になり、前日ハヤシライスが出たようでしたが「残している人が多かった」と母は言っていました。
「珍しいから食べればいいのに」と続けて「私はまだお粥だよ」と、最後は愚痴も出てきました。
また、リンゴジュースやお茶を飲み干さないとだめだ、などと言われるそうで、その点も不満な様子でした。
おそらく施設の方では、母の持病や脱水症状などを考えて水分を決めているのだろうと、私は思っていました。
ただ、むくみの関係もあるので、本人が飲みたくない量まで飲ませるのはどうだったのか、という疑問は今でもあります。
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