「年賀状を書いていた」
4年前の2018年12月13日は曇りで10℃の木曜日、母が施設に再入所して18日目、午後4時ころ面会に行きました。
母は食堂のいつもの場所にいましたが、カーディガンの下には新しい服を着ていたので入浴をしたことが分かりました。
また、テーブルの上にはハズキルーペが置いてあり、何かの作業に使っていたように思いました。
話を聞くと「年賀状を書いていた」と言い、展示会も終わって今度はお正月の準備に入ったようでした。
9階の面会室に行き話の続きをすると、午前中に入浴をして背中や脚に保湿クリームを塗ってもらったと嬉しそうに話してくれました。
また、看護師さんが「初めて切る」と言いながら爪を切ってくれたそうで、見ると深爪を避けて遠慮したような切り方になっていました。
その時に脚のむくみも見てもらい「ないわねぇ」と看護師さんが言ってくれたと、母は笑顔で教えてくれました。
確かに私が見ても脚のむくみは前日よりもさらに良くなったような気がして、ほとんどわからないくらいでした。
またこの日の午後は、いつものように昼寝をしてから例の年賀状作りをしていたということでした。
そして、おやつにはいつものゼリーに何かプラスアルファがあったそうで、「特別においしかった」と嬉しそうな表情でした。
外を見ると、この日は曇り空でしたが「朝には富士山と筑波山を見た、という人がいた」と、母は言いました。
ここ数日、天気が今一つで夕焼けを見ることができず残念そうな母でしたが、声には元気があって体調も良い日々が続いていました。
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