「月曜日だ!」
4年前の2018年11月3日は晴れて19℃の土曜日、母が施設に入所して123日目、午後3時45分ころ面会に行きました。
母は食堂のいつもの場所にいましたが、車椅子に座ったまま腕組みをして居眠りをしているようでした。
この日も室内が暑いからかカーディガンを脱いでいて、その肩をトントンと叩くと母は目を開けました。
この日は文化の日で祝日のため特別な行事などは無く、ずっとまったり過ごしていたということでした。
母によると体調は問題無いようでしたが、ここ数日と同様に話し声は少し息苦しそうに聞こえていました。
その後、部屋に移動して着替えながら、母が不得手だという深呼吸の練習を何度かしました。
練習をするうちに深呼吸も上手くなり、その後はいくらか声が出やすくなったようにも感じました。
また、やはり室内が暑く感じていたようで、私が持参した冷水を3口ほどおいしそうに飲んでいました。
この日私はカレンダーも持参して母に見せましたが、すると11月生まれの母は自分の誕生日を探しました。
「月曜日だ!」誕生日を見つけた母は大きな声で叫びましたが、それはとても元気な声で息苦しそうな話し声とは違っていました。
それから、脚を見るとかなりむくんでいて息苦しさとともに心配になりましたが、母自身はそれほど体調不良を感じてはいないようでした。
この時季は日没が早くなり、丁度日が沈むところを窓辺で一緒に見ていると「すごいね」と、母はきれいな赤い夕陽に感動していました。
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