リハビリルームに思いを馳せる
4年前の2018年11月11日は晴れて21℃の日曜日、母が入院して3日目、午後3時20分頃母の病室に行きました。
母はこの日も左側を下にして横になっていましたが、起きていたようで肩をトントンと叩くと目を開けました。
ただ、ずっと寝ているためか鼻が詰まったような声でしたが、元気にたくさん話をしてくれました。
それでもまだ左腕と顔の左側が少しむくんでいましたが、かなり回復していることは確かなようでした。
息苦しさもなくなり「お腹が空いてきた」と言っていて、やはりむくみが食欲を抑えていたように思いました。
また、前日の母の姿を見た看護師さんに「もっと早く来れば良かったのに」と言われたと苦笑いしていました。
それは私も同感でしたが、健康保険が使えない施設に入所していることが、思った以上に難しい問題にしてくれました。
この日もすっかり細くなった母の脚を確認して「枯木のようだ」と私が言うと、母は大笑いをしていました。
私が「また鍛え直さないとね」と続けると、母は「そうだね、あそこでね」と、早くもリハビリルームに思いを馳せていました。
それから前日はベッドの上で「暑い」と言っていた母でしたが、「今日は全部着替えてサッパリした」と、嬉しそうな表情をしていました。
また、私が前日行った施設で、母が時々話をしていた同室の入所者の人が心配そうに「寂しい」と言っていたことを母に伝えました。
すると母は「けんか相手がいなくなってね」と、少し寂しそうな笑顔で言いました。
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