「4時になるから来ると思った」
4年前の2018年11月20日は曇りで15℃の火曜日、母が入院して12日目、午後3時50分頃に面会に行きました。
母のベッドを覗くと、母は仰向けでラジオを持って横になっていました。
私を見つけて「そろそろ4時になるから来るかと思っていた」と、笑いながら言いました。
それを聞いて、母も私が現れることを楽しみにしていたようで嬉しく思いました。
入院してベッドで寝ていることが長くなると、時間の感覚が狂いやすいので意識して4時頃に行くようにしていました。
そんな私にとっては、ほぼ毎日、ほぼ同じ時間に面会に行っていた甲斐があったというものでした。
ところでラジオについては、前日も大相撲中継を聴いたそうですが「早すぎてよく分からなかった」と、母は苦笑いしていました。
入院してから電波の状況があまり良くないこともあって、久しぶりに聴いたのが相撲中継で、その早さについていけなかったようでした。
また、この日は血液検査をしたようで左腕のひじの内側に絆創膏が貼ってありました。
そして耳に付いていた検査機器とカテーテルが外してあったので、検査結果も悪くはなかったのだろうと思いました。
いよいよ退院も近くなってきたようで、この日は看護師さん4人がかりで体重を測ってもらったということでした。
「重かった」と言われたと、母は笑顔で振り返っていました。
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