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2022年10月10日 (月)

豪快な書きっぷり

4年前の2018年10月10日は晴れて26℃の水曜日、母が施設に入所して99日目、午後3時40分ころ母のフロアに行きました。

母は食堂のいつもの場所にいて「今日も暑い」と言っていて、カーディガンを脱いでいました。

9階の面会室に行こうとエレベーターの前に行くと、おそらく認知症と思われるおじいさんが盛んに押しボタンを触っていました。

そんなことにもすっかり慣れて来て、そのまま9階の面会室に行くと、母は「今日は習字をした」と話し始めました。

「『栗ひろい』など3枚書いた」と母が話をしていると、母の姿を見た職員さんがその作品を持って来て見せてくれました。

素人の私が見ても以前の作品よりもかなり力強い筆使いで、豪快な書きっぷりだと感じました。

10年ほどのブランクがあっても、施設で何度か書いていますから、書道教室に毎週通っていた頃を思い出したような出来栄えでした。

また、この日はリハビリも無く歩行器での練習もしていないということでした。

ところで、このころ母のフロアで歩行器の練習をしている人がいることを、母はよく話してくれました。

この日もその話が出たので、私は母が関心があるのだと感じるとともに、どことなく不安があるようにも思いました。

結局、その後母がフロアで歩行器の練習をしたことはなかったように思います。

当時の私は、母が歩行器の練習をしない理由を体調によるものだと思い込んでいましたが、おそらくそれは母の気持ちの問題だったようです。

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