力強い発声
4年前の2018年10月9日は晴れて25℃の火曜日、母が施設に入所して98日目、午後3時40分ころ母のフロアに行きました。
母は食堂のいつもの場所にいましたが、カーディガンを着ていないので「暑いの?」と尋ねると「暑い」と一言答えました。
確かにあまりエアコンが効いていないようで、この日の室内は珍しくじっとしていても暑さを感じました。
そんな挨拶の後、9階の面会室に移動して話を聞くと、この日は午前中にリハビリをしたということでした。
その内容は、通常のメニューに加えて最後に横歩きをして「怖かった」と、母は振り返っていました。
また、昼食にはソバが出たそうで、例によって短く切ってあったようですが「おいしかった」と、母は笑顔で言っていました。
暑かったからか、「たまにはソバもいいね」と言いながら、午後にはタオル折りをたくさんやったことを教えてくれました。
体調の方は、前夜も寒いことはなく良く眠れたと言っていて、眠る前には脚をよく揉んだということでした。
そのためか起床時にも脚の痛みは無かったと言っていましたが、むくみを見ると前日と同じくらいはありました。
それでも、このころ母と話していて気付くのは、以前のように主に息で発声しているのではなく、声が力強く出ているということでした。
もしかすると、敬老会のために歌の練習をしたことが役立っているのかな、と思いました。
そしてこの日も、私が帰るときにフロアの人たちが皆で「ふるさと」を唄っているのが聞こえました。
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