最早『どうでもいいこと』
4年前の2018年10月27日は雨のち晴れで25℃の土曜日、母が施設に入所して116日目、午後4時ころ面会に行きました。
母はいつもの場所にいましたが、トイレに行ってきたところで「今は出なかった」と言っていました。
それでも朝一で便通があり、朝食が終わったらすぐにリハビリに呼ばれ「頑張った」と、母は続けて言いました。
久しぶりにリハビリができて良かったと思いましたが、次に母は鼻血が出たことを話し出しました。
前夜、痰が出るような感じで吐き出すとハンカチに血が付いて、布団やパジャマも汚れたということでした。
そのことが気になってあまり眠れなかったそうですが、食事は全部食べられたと、元気さをアピールしていました。
この日の母も少し息苦しそうな話し方をしていましたが口数は多く、いわゆる『マシンガントーク』という感じでした。
その中でも力が入っていたのが『折鶴』の話で、ウチから持ってきた『折鶴』に手を加えていただいて新しい作品ができていたようでした。
母は吊ってある鶴を見たそうで「なんであんなにきれいなのかな?」としきりに不思議がっていました。
「洗ったのかな?」「電気のせいかしら?」と首を捻っていましたが、自分で折った鶴が素晴らしい作品になって、とても嬉しそうでした。
また、鶴についての質問をされたそうで「脚を折った時にちょこちょこ座って作ったんです」と答えたと、笑顔で教えてくれました。
ただ、そのほとんどは脚の骨折の前に、テレビで演歌番組を見ながら作ったものですが、この時それは最早『どうでもいいこと』でした。
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