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2022年9月19日 (月)

「すごいわねぇ」

4年前の2018年9月19日は晴れて25℃の水曜日、母が施設に入所して78日目、午後3時45分ころ母のフロアに行きました。

母がいつもの場所にいたので、向かい側の大きな鏡に手を振ると、母は私の姿に気づいて微笑んでくれました。

いつものように、おやつを食べてトイレに行って戻ってきたところだと言っていました。

9階の面会室に行き話をすると、今日は午前中一番にリハビリに呼ばれたということでした。

リハビリは中三日開いて久しぶりだったので、背筋を伸ばして歩いたら、先生が手を叩い褒めてくれたそうでした。

歩行器は使わなかったようですが、頑張って手すりに沿って2往復歩いたと話してくれました。

このころの母は本当にリハビリを楽しみにしていて、この日も「脚が軽い」とリハビリの効果を喜んでいました。

ただ、リハビリの先生に「脚がむくんでいる」と言われたと気にしていましたが、私が見た限りそれほど変化はないように思いました。

また食事に2回目のパン粥が出たそうで、母は「おいしかった」と食欲もあり、体調は悪くないようでした。

そして、この日の暇な時間には『間違い探し』をした、と教えてくれました。

よく見るために眼鏡や拡大鏡を使っていると「すごいわねぇ」と、母が本気になった様子を見て誰かが驚いたということでした。

母は「着物の模様が違うと思った」と間違いを見つけたようでしたが、答えを教えてもらっていないので正解は不明とのことでした。

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