二日分の話
4年前の2018年9月5日は晴れて34℃の水曜日、母が施設に入所して64日目、午後3時40分ころ母のフロアに行きました。
二日ぶりに挨拶をすると「あまり元気がない」と母は言いましたが、話し始めるとこれまでのようにたくさん話をしてくれました。
9階の面会室に行くと、西日が部屋の奥まで射すようになり、母は「眩しい」と言いながら手を顔の前にかざしていました。
この日の母は、最初に前日の朝一番にリハビリに行ったことを話してくれました。
脚に痛みがあり、また目の見え方にも少し不安があったようでしたが、運動は問題無くこなしたと言っていました。
そして歩行器はやらなかったことと、今後リハビリの回数が減るらしいことを聞いたと教えてくれました。
次にこの日の朝食に『お粥パン』を食べたそうで、「これがすごくおいしかった」と、笑顔で言いました。
それを聞いて私は、先月の会議で話題になった『牛乳をかけたパン』のことを思い出しました。
そして、それを食べた母がとても喜んでいるのを見て、私も心の底から『良かったな』と思いました。
他には昼寝から目覚めたら便意があったので、トイレに行くと二日ぶりに「ものすごく出た」と、母なりの言い方で話してくれました。
「お腹がやわらかくなって気持ちいい」と言い、続けて「おやつのカステラをおいしくいただきました」と笑っていました。
最後に「今日のご飯はおいしかった」と、母はあらためて言い「パン粥も玉子焼きもおいしかった」と満足そうな表情をしていました。
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