「泣いていても仕方ない」
4年前の2018年9月13日は曇りで24℃の木曜日、母が施設に入所して72日目、午後4時ころ母のフロアに行きました。
母は食堂のいつもの場所で寛いでいて、顔色も良く元気そうに見えました。
挨拶をして9階の面会室に行くと、いつものようにこの日のことを話し始めました。
この日は午前中に入浴をして、午後はリハビリがあり、おやつを食べてからトイレに行って、まったりとしていたということでした。
リハビリでは意地で2往復歩いて、その後に歩行器もやり、おやつがおいしかったと話していて体調は良い様子でした。
実際に、母は「今朝はグッスリ寝たので目が良く見えている」と笑顔で言っていました。
また先日のケガ以来、夜寝る前に「立っちゃダメだよ」と念を押されていると言いながら苦笑いをしていました。
ところで、この日私は母の面会に来る前に、少し前に入院した叔母の面会に行っていて、そのことを母に伝えました。
母も叔母が入院したことは知っていて「人相変わったでしょ?」と、心配していました。
確かに、以前に会った時よりも少し痩せて年を取った感じもしましたが、それほど変わっていないようにも見えました。
「母も頑張っているから頑張って下さい」と叔母に伝えたことを話すと、母は無言で頷いていました。
「面会に行く?」と私が聞くと「行かない。二人で抱き合って泣いていても仕方ない」と母は言い、今度は笑っていました。
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