小さくなった背中
4年前の2018年9月8日は晴れ時々曇りで32℃の土曜日、母が施設に入所して67日目、午後3時45分ころ母のフロアに行きました。
母は食堂のいつもの場所にいましたが、カーディガンを脱いでいたので室内が暑いと感じていたのでしょう。
この日はリハビリが無いと言われていたので、午前中はまったりと過ごし、午後に敬老会の出し物の練習をしたということでした。
例えば『青い山脈』を唄いながら、紐の付いた棒を振って踊るのだと説明してくれました。
『青い山脈』の他にも何曲か出し物があるので、この日は拡大鏡を使って歌詞を見たところ結構見えたと喜んでいました。
その拡大鏡を掛けて歌詞を見ていたところ、ある職員さんが「良く似合う」と言ってくれたことも笑顔で話してくれました。
また、職員さんが「明日からお相撲だよ」と教えてくれたと言っていました。
母は「そういえば、テレビも新聞も見ないからバカになるかな」と自問し、「情報源はラジオだ」と自答して納得していました。
家にいた頃の母は長い時間をかけて新聞を読み、暇な時間はテレビの前で過ごしていましたから、変われば変わるものでした。
またこの日はずっと座っていたからか、足のむくみが少しあり、着替えのために立ち上がった時に「少し違和感がある」と言っていました。
そして、汗ばんだ背中を拭いてあげるために背後に回ると、母の背中は温かくスベスベしていました。
母の背中を拭くようになってから数年が経過して、最初の頃よりも明らかに小さくなっていましたが、まだシワはほとんどありませんでした。
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