「さすがに寒いね」
4年前の2018年9月26日は曇りのち雨で20℃の水曜日、母が施設に入所して85日目、午後3時40分ころ母のフロアに行きました。
母が食堂のいつもの位置にいたので、向かいの鏡を見ながら手を振ると気付いてくれました。
この日の母は機嫌が良さそうに微笑んでくれたので、いつも母の表情を確かめるまで緊張している私も気が楽になりました。
この日機嫌が良い理由の一つは、便通が良いからだそうで、トイレに行くたびに出るのだと言っていました。
逆に出すぎを心配していたので、私が「食べた以上には出ないから大丈夫」と言うと、母は笑って納得していました。
この時、母の隣のテーブルの人たちは折り紙を切って板に貼る工作をやっていました。
話を聞くと、母も午前中には同じ作業をやったそうで、今は手持無沙汰にしているところに私が現れたようでした。
9階の面会室に移動してさらに話を聞くと、朝一番にはリハビリに行ったということでした。
リハビリでは「初めて横歩きをして怖かった」と言っていて、新しい動きにも挑戦したようでした。
また、リハビリの先生が「2~3週間のうちには新しい歩行器を試してみたい」と話してくれたそうでした。
9月も下旬になってこの日は肌寒く、いつものようにヤクルトと冷水を一口飲んで「今日はさすがに寒いね」と、母は言っていました。
その後、肌着とカーディガンを厚手の物に着替えて「暖かくなった」と、母は喜んでくれました。
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