「全部できた」
4年前の2018年8月1日は晴れて35℃の水曜日、母が施設に入所して29日目、午後3時45分頃に母のフロアに行きました。
母が食堂のいつもの場所にいなかったので、職員さんに尋ねると「トイレに行っています」とのことでした。
しばらく待つと他の職員さんと一緒に戻って来ましたが、9階の面会室が使用中ということを聞き、母の部屋で話をすることにしました。
部屋に移動し、母をベッドに座らせて着替えをしていると、母はまずこの日のことから話し始めました。
この日はリハビリが午後にあり、戻ってからおやつを食べてトイレに行っていたのだということでした。
また、エアコンが良く効いているのでカーディガンを脱げないと言っていました。
今年の夏も暑いですが、2018年の夏は35℃前後の本当に暑い日が続いていて、施設のエアコンも毎日頑張っていました。
それからこの日も膝の裏の痛みを気にしていて、リハビリで歩いたときはかなり痛かったようでした。
そして、この日のリハビリでは一桁の足し算をやったそうですが「全部できた」と母は笑顔で自慢していました。
また、前日来てくれた姉が「元気そうで安心した」と言っていたことを伝えました。
それに対して母は「薬も減っているしいいのかもしれないね」と、体調の良さを感じているようでした。
この日の母も元気で楽しそうに話をしてくれて、夕方とはいえ暑い中を帰る私の足取りもとても軽いものになりました。
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