「家族に見せると言っていた」
4年前の2018年8月12日は31℃で曇りの日曜日、母が施設に入所して40日目、午後3時45分ころ母のフロアに行きました。
母がいつもの場所にいないので周囲を探すと、西側の窓のカーテンを少しだけ開けて外を見ていました。
母の後ろから肩を叩くと、いつもの場所にエアコンの風が直撃して寒いので移動したと言っていました。
そしていつものように9階の面会室に行って話すと、この日は普通に話していても痰がからんでいました。
ただ、他に風邪のような症状はなく苦しそうでも無いので、持参した水を飲ませてあげて様子を見ることにしました。
前夜にはラジオで野球を聴いていて「同点の場面で終わった」と苦情を言いながらもよく覚えていました。
少し早めの午後8時くらいにはベッドに横になったとも言っていました。
この日も母は元気でしたが、日曜日ということでリハビリはなく暇な時間がたくさんあったようでした。
そして、この日はそういう時間にみんなで歌を唄ったりしたということでした。
ただ歌詞の文字が小さいようで、母には良く見えないので適当に唄っていると笑っていました。
それらの歌は9月17日の敬老の日に予定されている『敬老会』で唄うと聞いているとのことでした。
「家族に見せると言っていた」と母は言い、何やらその日が楽しみになってきました。
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