「暑くてバテてる」
2022年、今年の夏はとても暑い日が続いていますが、私が母の施設に面会に行っていた4年前の夏も連日猛暑でした。
その4年前の2018年8月4日は晴れて35℃の土曜日、母が施設に入所して32日目、午後3時45分頃に母のフロアに行きました。
母は食堂のいつもの場所にいて居眠りをしているように見えましたが、珍しくカーディガンを着ていませんでした。
母はエアコンの冷たい風が直接身体に当たるのがイヤなので、厚着をしていることが普通でした。
私がトントンと母の肩を叩くと母は目を開けて「今日は暑くてバテている」と言いました。
確かにエアコンがいつもほど効いていないようで、さすがの母にも暑すぎるようでした。
9階の面会室に行くと、土曜日だからかテーブル席が一杯のため、私が長椅子に座って母と横向きになって話をすることにしました。
この日はリハビリが午前中にあり、短めの時間だったそうですが初めて横歩きをしたと話していました。
その他にもいろいろな話をしてくれましたが、この日の母の話題の中心は「何しろ今日は暑い」ということでした。
「私でさえ暑いのだから」と言って、特に強調していました。
少し前には「今年は暑いから、ここにいて良かった」と喜んでいた母でしたが、連日の暑さにはさすがに参っている様子でした。
それでも「今日は土曜日か、早いねぇ」と、時の流れの速さに驚きながらも終始笑顔で話してくれて、体調に問題は無さそうでした。
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