周囲が見える良い先輩
4年前の2018年8月24日は雨のち曇りで31℃の金曜日、母が施設に入所して52日目、午後3時45分ころ母のフロアに行きました。
母の姿が見えないので職員さんに尋ねると、トイレに行っているとのことで、母が出て来てから一緒に9階の面会室に行きました。
「そろそろ息子が来る時間だ」と言いながらトイレに行ったと、母はこの日の話を始めました。
朝一、午前9時50分にはリハビリに行き、最後に2往復歩くなどいつものメニューをこなしたということでした。
ただ先生が新しい人の面倒を見ていたので「腿上げなどを勝手にやっていた」と、少し不満そうに話していました。
それでも脚の痛みは無く調子が良かったと言っていました。
食事の話では、普通の白米になったので水分の分だけ早く食べ終わるようになったと言いました。
また昨夜は珍しく冷奴が出て、この日の昼食ではラーメンが出たが、短い麺で掴めないのでスプーンで食べたと苦笑いをしていました。
食事のメニューが替わることは聞いていましたが、新しいものが出て来て母も喜んでいるようなので、私も良かったと思いました。
その他の話では、つい先日入所してきた人に「どこに泊まっているんですか?」と聞いたら「ここです」と言われたと、笑っていました。
そして「ここは風向きによっては寒いですよと教えたら、次の日から上着を着てきた」と、少し自慢げに話してくれました。
いよいよ施設に馴染んできた母の表情には余裕も感じられ、周囲が見える良い先輩になってきたようでした。
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