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2022年8月18日 (木)

「皆いい人で良かった」

4年前の2018年8月18日は晴れて爽やかな30℃の土曜日、母が施設に入所して46日目、午後3時45分ころ母のフロアに行きました。

母はトイレから出たところなのか流しで手を洗っていたので、挨拶をすると「いつもと違ってわからなかった」と母は言いました。

それは、私はいつもジャケットを着て面会に行っていたのですが、この日は珍しくポロシャツ姿で会いに行ったからでした。

そんなやり取りをしながら9階の面会室に行って、まずこの日の話から始めました。

今はやはりトイレから戻ったところだそうで「今日は2回出た」と嬉しそうに話してくれました。

午前中はラジオ体操とリハビリ、午後は昼食後にラジオを聴きながら昼寝をしたということでした。

リハビリに見学者がいて先生が説明をしながら進めたそうですが、この日は脚の痛みは無く調子は良かったようでした。

そんな話をしていると施設のケアマネージャーが現れて、22日の会議の前に本人の希望や情報を知りたいと母と私の話に加わりました。

私も初めて聞いた母の話として「男性にトイレの世話をされるのは最初恥ずかしかったが、皆いい人で良かった」と笑いながら言いました。

また希望としては「習字をもっとやりたい」、「ここにいたいと言えばいられますか?」などと率直に話していました。

全体の状況としてはリハビリは順調で、立ち座りは一部介助で入浴は週2回入れているなど、ここまで問題はないということでした。

母の話を聞いていると、本当に施設に馴染んでいて毎日の生活を楽しんでいることが良くわかりました。

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