帰宅に不安そうな表情
4年前の2018年8月15日は晴れて33℃の水曜日、母が施設に入所して43日目、午後3時40分ころ母のフロアに行きました。
母は食堂の定位置から少し離れたところにいて、私が挨拶をするとテーブルを指差しました。
その方向を見ると、テーブルの上に白いアジサイの花のようなものが置いてありました。
聞いてみると「自分が作った」と言っていて、工作をする時間でもあったようでした。
その際には「眼鏡を使った」というので、早速前日に持ってきたポシェットが役立ったようで、私も嬉しくなりました。
その後、9階の面会室に移動してベランダのメロンや壁に貼られた習字を見てから、いろいろと話をしました。
この日はテレビで高校野球を見たり、おやつはレモンティーとミルクゼリーだったなどと話してくれました。
それから、昼食の後のトイレではたくさん出たと笑顔で言い、体調に問題は無さそうでした。
ただ、この日はリハビリが無かったそうですが、相変わらず左脚が少し痛いということでした。
また、いずれ予定しているリハビリ見学の話から、8月22日は会議があることを私は母に初めて伝えました。
それを聞いた母は、リハビリの結果次第ではウチに帰ることになるのかと思ったようで、少し不安そうな表情になりました。
施設に馴染んでいる母を無理に帰宅させるつもりはありませんでしたが、母が心配するような話をしてはいけないなと、私は反省しました。
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