『タオル折り』
4年前の2018年8月3日は晴れて36℃の金曜日、母が施設に入所して31日目、午後3時45分頃に母のフロアに行きました。
母は食堂のいつもの場所に座っていて、タオルを折る作業をしていました。
この日はリハビリが無いということで、暇な時間が出来たのでその作業をしていたのだろうと、私は思いました。
挨拶した後、この日も9階の面会室に行って、母といろいろ話をすることになりました。
午前中に横になる時間があって、良く寝たおかげでお尻の具合は問題無いと言いました。
また、この日はリハビリが無いので膝裏の痛みの具合はまだ分からないということでした。
そして、元気いっぱいに自ら車椅子を動かしてテーブルの周囲を一回りしてくれました。
私が思っていた以上にスムーズにカーブを描いていて、自由に動けることで母も楽しそうでした。
それでも、窓辺に行って外を見たところ「暑いばっかりだ」と、このごろの暑さにうんざりしているようでした。
また、前日話があったパンについては「今のところ出て来ていない」と、少し残念そうな表情をしていました。
ところで、この日はやはり暇な時間があったそうで、そういう時は『タオル折り』か、机に突っ伏して寝ているくらいだと母は言いました。
この『タオル折り』は、この後私も頻繁に見ることになりましたが、介護の大変さを象徴しているような感じがしました。
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